遅くなりましたが、１０月１８日に参加した熊野ＳＵＰマラソンのレポートです！
まずはエリート・上級者１５ｋｍコースのスタートをご覧下さい！
とにかく、今回は昨年にも増してハードコンディションでした！
外洋は更にウネリ強く、波のうねりは人の背丈の２倍ほど・・・
三角波がきつくて、海面が揺れて漕ぎづらく、やはり今年も立つことができず・・・
それでも完走する事ができたのは嬉しく、感動しました。
ＳＵＰレースの全てが、こんなに荒れることはありませんが、熊野に関して言えば昨年と今年参加しても、ウネリが強いことが多いようです。
黒潮の影響が強く、外洋を漕ぐだけに海の醍醐味を味わえる、楽しいレースです。
普通なら絶対に行かない、笑。
安全面をサポートされている大会だからこそ、あの外洋に出れます。
そして熊野は順位だけでなく完走を楽しむ趣旨で行われています。
前日はＳＵＰ世界チャンピオンのトラビス グラントさんのクリニックを受けました。
初めて聞くトップパドラーのテクニックは戸惑うこともありました。
今まで自分が考えていた漕ぎとは根本が違うので、身につけるには慣れが必要です。
プロの漕ぎ方にも種類があるのですが、あの漕ぎをマスターすれば体に無理なく、早く漕げるようになれそうです。
とても勉強になったので、今後の課題ですね。
大会には約２００人ほどが参加していました。
今年はエリート・上級クラス １５ｋｍ、中級者クラス ８ｋｍ、初級クラス ３ｋｍと分かれて行われました。
今年は長女が初級クラスに初参加。大会参加の最年少でした。
この荒れたコンディションにスタート前は不安な様子。
前日にスタート練習はしましたが２度ほど波をくらいましたからね。
それでもスタートを無事にクリアすると、普段から漕いでいることもあり無事にゴール。
途中は不安で泣いてしまったそうですが、本当に頑張った！
少しづつ自分の力を出し、自信も付いてくるでしょう。
そして私の１５キロのスタート前
昨年は湖の平水用ボードでしたが、今年は海用ボード（スターボード オールスター）で参加。２年目ということで少し余裕が。
何とか無事にスタートし、順調に漕ぎ出すことができた。
それにしても湾内でも、このウネリって・・・
後ろを見なくて知らなかったのですが、私すぐ後ろから地獄絵図だったみたい。
ボードやパドルの破損した方も多く、棄権した方もいました。
無事にスタートできて本当に良かった、汗。
外洋ではウネリは本当に凄くて立つことができず、フルパワーで漕ぐことが出来ませんでした。でも、昨年より、かなり落ち着いていたので、状況を冷静に見たり、熊野灘の荒々しい岸壁も見れました。
でも、来年はＳＵＰらしく立ってこぎたいなぁ。
１５キロを漕ぎきって、無事にゴール！
タイムは２時間３３分くらい。
やったぜ的な写真ですが、順位はたいしたことなく、エリート・上級の５０位弱くらい。
昨年はトップからのタイム差は１時間以上でしたが、今年は１時間を切った。そして順位も上がったので、パドラーとして一歩前進かな。
何より、あのコンディションを漕げたのはウォーターマンとして自信がつきました。まだまだですけどね！
優勝はもちろんトラビス、しかも、わざと不安定な平水用で出たらしい・・
大会中はトラビスやトップの選手たちの漕ぎをじっくり観察しました。
まだまだ課題だらけではありますが、２年後くらいは上級者クラスでお立ち台を目指したい？？ と、うっすら思っています。
外洋をガッツリ漕げる熊野は本当に楽しかったです！
特産品の振る舞いも美味しく、おかわりも頂きました。
また、今回は店のお客さんと会ったり、大会に出た方が後日お店に来てくれたりと、嬉しいこともありました。
ちょっとづつメンバーも増えると良いですね～
大会運営の皆様、参加者の皆様、お疲れさまでした＆ありがとうございました！
サンクス熊野～～、また来年！
ちょっと熊野に興味でた方は、プロのケニーさんのブログ見ると荒れ具合が分かります。私はあんなにカッコ良く漕げませんが・・
http://kennykaneko.com/kumano/
