木崎鱒の遡上が始っています。

木崎鱒の漁期が9月14日で終わりました。現在、産卵期を迎え、鮮やかな婚姻色の姿で河川に遡っています。
木崎鱒を釣ったことがある方は、この姿におどろかれるでしょう。普段は輝くような銀化していますが、鮭の仲間なので産卵時は婚姻色となり、そして雄は見事なまでに鼻が曲がり、下顎がしゃくれます。本当にカッコ良い姿になります。

釣りしている時は、この姿を見れません。不思議なもので、いつこの形になるんだろう? 生き物の生態にはいつも驚きますね。

話は本題ですが、木崎湖漁協組合では木崎鱒の増殖をしています。
この遡上した木崎鱒を特別採捕して採卵し孵化させます。人工的に孵化率を上げて、ある程度に大きく育ててから湖に還します。本当に手間の掛かる仕事です。
かつては幻と言われていましたが、何年も継続して今の釣れる状況があります。これがなかったら、あの楽しさ、美味しさはなかったでしょう。ほんと先人たちに感謝ですね!
貴重な生き物達、自然を大切にし、末永く守っていきましょう。

現在はわかさぎシーズンで今日も500匹以上釣っている方もいました。何時も遊べる木崎湖は素晴らしく豊かだ。皆さん、引き続きお楽しみくださいませ。もちろん遊漁券が必要ですので、各店舗にてお買い求めくださいね。