昨日は小熊山の猿ヶ城跡トレッキングコースを下見してきました。
小熊山は当店のすぐ西に連なり(むしろ当店は小熊山の一部くらいかな)、名前の通り熊の沢山住んでいる山です。信州はツキノワグマですね。
当店のスタッフは水好きばかりで山は滅多にいかなかったのですが、最近はトレッキングの要望も増えてきたので、近辺を調べることに。猿が城は当店のすぐそこですが、私たちにとって初トレイルです。

当店から20分ほど歩いた場所から山に入ります。
芽吹きが始まった森はとても心地良かったです。歩き始めて、すぐになかなかの勾配になり、歩き応え充分!
標高差500mくらいを往復5時間で巡るコースなので、ジグザグのトレイルを一気に上がります。谷の斜面なので、湖から吹き上がってくる風が涼しい。トレッキングというより里山登山という方が合いますね。

途中、風穴によってヒヤっと体をさせて、あとは一気に終点の、烽火台を目指す。しかし、ここはからは急斜面に僅かな道が出来ている感じでした。最初は入り口が分からず参りましたが、何とかコースを見つけて進みます。要整備です。

疲れを感じながらも峰まで辿り着くと、良い景色に。北を向けば青木湖、中綱湖、北信の山々が見渡せます。南を向けば木崎湖が。昔の豪族が烽火で連絡をした場所らしく、周りから切り立ってます。初めて歩きましたが、自然を120パーセント感じられる良いトレイルです。
これでキャンプ場に帰って湖で足水すれば、さぞ気持ち良いでしょう。その後のBBQなんて更に最高です!近くにこんな場所があるのは素晴らしいこと、益々、木崎湖の懐が広がりました。オススメします。
今後、最低限の整備をしていこうと思うので、是非チャレンジしてみて下さいね!
注意点は悪路ではないけれど、落石跡の岩が転がっていたり、倒木があったり。難易度は高くないけど、気をぬかない方が良いですね。滑落注意。
今回は烽火台を往復でしたが、そのまま小熊山トレッキングコースに入れます。一日コースですが、絶景の展望台、北アルプスも望むのもあります。

以下、詳細

猿ヶ城跡トレッキングコース(烽火台まで)
往復4キロ 所要時間5時間
標高差500mを短時間で上るので勾配はきつい

見どころ
上諏訪神社とヒカリゴケ、森、風穴、仁科三湖

必要なもの
トレッキングシューズ(できればハイカット)、ポール(あると快適)、救急キット(車の入れる道がなくなります)、クマ鈴(小熊山の名通りクマ山です)、必要な食料

注意点
落石、倒木。足元に多く石が転がるので捻挫、転倒に注意。トイレなし。必ず会うわけでないが熊、特に秋。最後の600mは急斜面、滑落に注意。